院長ごあいさつGreeting

笑顔のある人生 安堵に寄り添いたい。ここに介護医療院があってよかった。

 昭和34年9月、西宮市の阪急今津線の閑静な住宅地で、父 熊野好治が熊野病院を開院しました。
 その後、大阪・神戸へと通勤通学の便利性から宅地化が進み急速に人口増加した西宮市の医療の充実を図る市政に寄り添いながら当地の地域医療に携わってまいりました。
 以後、結核病棟を含む急性期・慢性期の病院としてスタートし、時代の変化とともに高齢化社会に対応した介護保険制度の開始後、介護療養型医療施設として高齢者医療に取り組んでまいりました。

 超高齢者社会を迎えた今日、医療を取り巻く環境は「質の向上」を求められる時代へと変わりました。
 令和5年末の介護療養型病床の完全廃止に伴い、療養病床20床は慢性期医療の病床としてそのまま継続し、介護40床を介護医療院として開設いたしました。
介護医療院は医療サービスを受けることができる施設であると同時に入所者の居住施設としての機能も兼ね備えた新しい取り組み施設です。病院に入院はできないけれど、医療処置が必要で、ご自宅での生活が困難な方が長期療養して頂けます。
また、入所者の方々のプライバシー、人格、尊厳を守りながら、より快適な生活を送っていただけるような医療・介護施設です。

 当院は皆さまにより密着した医療・介護サービスの提供を目指しております。
新たな気持ちで、「ここに介護医療院があってよかった」と思っていただけるよう、地域の皆さまに愛され、温かいお心に支えられる病院になるように努めて参ります。

熊野病院 くまの介護医療院
院長 熊野 榮治

理 念philosophy-content

私たちは、地域住民に対し
親切で信頼される
医療・介護を提供し、
保健と福祉の増進に尽くします。

基本方針

  1. 患者様・入所様の人権を尊重し、インフォームド・コンセントに基づく安心と満足される医療を提供します。
  2. 良質な医療・介護を提供するため、自己研鑽に努めます。
  3. 院内の各部門が相互に協力し、安全な医療・介護を提供します。
  4. 老人医療の充実、生活環境の向上を目指します。
  5. 患地域の医療・保健・福祉機関との連携を図り、住民の健康増進に努めます。